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「わわわ…どうしよう!このままじゃ学園が壊されちゃうよ!」
「何とかして私達が止めないといけないよね…あっ、危ない!」
逃げ回りながらも咲と水守はわんことにゃんこを庇った。先程亞津紀に跳ね返ったボールが当たってしまったあの2匹だ。
「咲!水守!大丈夫か!!?」
亞津紀が駆け付けてきた、咲も水守も…そしてわんこもにゃんこも無事だ。
「大丈夫だよ亞津紀兄!」
「わんちゃん達も無事です。」
「そうか、良かった……。しっかし…彼の糞蛇め……。」
ドンドン怒りのボルテージが上がっていく亞津紀…何か是はニコチン不足とか関係ない…。
「喰らえー【重力】発動!!」
「私も協力します…惑わされなさい、【幻】!!」
海の魔力で見当違いの方向を攻撃する八岐大蛇を唄美の魔力で押さえつける。
「さっすがにキツイなぁー反発力スッゲェぜ…。」
肩で息をしながら唄美が疲れ気味に云う…魔力の威力が抜けて高い唄美の【重力】を受けて尚、八岐大蛇の動きを完全に封じる事は出来ていない。
「新魔力御披露目とでもしてやろうか!!」
そう云って唄美は狙いを八岐大蛇に向け直す。
「いくぜ…束縛の【光】!!」
すると八岐大蛇の首に光の鎖が出現し大蛇の動きを封じる。
それと同時に唄美も膝を付いた。
「唄美殿大丈夫ですか?今回復します。」
海が【花】の魔力で唄美の疲労回復を行った。
「ちっ…早く何とかしないとあのでっかい化け物また動き始めるぞ…。」
【光】で束縛されながらも抵抗の意志を示す八岐大蛇…未だやる気満々と云った感じだ。
「でもどうすれば…。」
「方法なら有りますよ?」
ギリッと歯軋りする海にアマテラスが云った。
「あの大蛇はお腹を空かして暴れているのですから餌をあげれば……例えば牛丸ごと8頭とか…人間の娘とか…。」
「それ…マジで云ってるのか?」
唄美の問いに、嘘ですと答えるアマテラス。…………ヲイ!!!!
だが大昔は本当にそうやっていた時も有ったらしい…あくまで伝説だが。
「まぁ、冗談(コラ)はさておき、月読命の鏡…八咫鏡(ヤタノカガミ)と弟の草薙の剣、そして私が持つ、この八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)を使って大蛇を封印し直せば良いと想います。」
そう云って袖の中から勾玉を取りだしてみせるアマテラス。
「出来るのですか?」
海の詞に、多分、と答えるアマテラス……今日は多分が多すぎですよ、アマテラスさん!!!!
…すると【光】の鎖の一本が切られた…どうやら迷っている時間はそんなに持てないらしい…。
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■登場人物
◇PC
麻祇 水守、
泡透 唄冶、
泡透 唄美、
鈴夏 海、
佐々良 咲
◇NPC
娜梛村 亞津紀、
天照大御神、
素戔鳴尊、
八岐大蛇