■いざ出陣!馬鈴薯VS南瓜(協力:暁 涼歌)

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学園内に漂う空気がピリピリしている…特に馬鈴薯栽培部と南瓜栽培部の辺りが…。 何やら部長同士が啀み合っている様子…だがまさか此処から決闘にまで進展してしまうとは………誰が想像しただろうか……?



「ねぇねぇ何理くん!」
廊下を歩いている決闘委員会委員長片岡 何理(カタオカ・イズリ)を引き留める秋穂 冴花(アイオ・サエカ)。
「何だい?何か用??」
面倒臭そうに振り返る何理に冴花は云った…。
「実はね…馬鈴薯栽培部と南瓜栽培部で決闘するって云う事に成っちゃって…。」
「決闘……!?」

愉しげに云う何理…バトルマニア!!!?
「皆が傷付かないで決闘させたいんだ…だからね、私の意見訊いてくれないかな〜と想って…。」
何理はニヤリと笑みを浮かべた。

「………へぇ〜……僕に意見するなんて、相当の覚悟が有るって云う事だよね…?……フフ…まぁ良いや…云ったみなよ…但し、使うかどうかは僕が決める。」
其の言葉に冴花は顔を明るくした…そして自分の提案を話し始めた。







バッコーン!!!!
畑内にいた部員全員がざわめく中鈍い音が畑内に響く…と、同時にドサリ、と云う音迄聞こえた。
「あわわー!!愁君…止め………!!」



バッコーン!!!!

クリーンヒットォ!!!!!



麓山 柚(ハヤマ・ユウ)の制止を無視し、檻花 愁(オリハナ・ウレイ)は那波 鷲恋(ナナミ・ジュレン)の後頭部と柚の顔面にお手製の馬鈴薯を容赦なくぶつけた。
因みに鷲恋は気絶しちゃってます★

「決闘!!?柚!!そんな下らない事やってるんじゃ無いわよ!規約をお互いに守って行いけば良いだけじゃない!!?何で其れが出来ないの?」
そう云いながら愁は柚の胸座を掴んで、上下に揺さぶる…そして馬鈴薯畑と南瓜畑の境目をビシィッと指差した。

「馬鈴薯も、南瓜も啀み合う事なんて望んでないわ…お互い仲良くしたいから境目をはみだしたんじゃないの!?」
「か……南瓜に……そんな精神が有るとは想え…バッコーン!!!!!

2度有る事は3度有るですよ、柚サン。

「柚がそんな事ばかり云ってるからねーこんな対立が起きるのよ!!!解る?良いから南瓜達と仲良くしなさい!!」
「檻花!檻花!!!」
柚をガックンガックンとシェイクする愁の肩をちょんちょんと突っつく榊原 嵐(サカキバラ・ラン)…其の嵐を、何!!?と云う目つきで見る愁…。
其の形相を見て、一瞬愕いた嵐だが、直ぐに気を取り直して…。

「………部長……気絶してるぞ?」
「へっ?」

見ると馬鈴薯攻撃+何度もシェイクされた事が祟ったのか、柚が目を回していた……。
「ちょっと柚??柚????ヲーイ!!柚ってバ!!」
愁にしてみれば予想していなかった事態……否、馬鈴薯って当たると結構痛いんですよ!!(By天の声)







「うわっ、どうしちゃったの部長!!?」
其処に何理と現れた冴花は何時の間に気絶している部長2人を見て愕いた。
取り敢えず愁は嗤って誤魔化して居るが……嵐の視線が痛い…。

「あーあ…部長同士が気絶してたら決闘処の噺じゃ無いじゃない?」
期待外れ〜と何理は溜息を吐く。

「折角縄と篭とゴールテープ用意したのに…。」
「まぁまぁ、そう落ち込んじゃいけないザンスよ!!」
残念がる冴花を励ます声…ん……???此の口調……此の声はもしかして……?

愁、嵐、冴花の脳裏を嫌な物が過ぎった。
バッとじゃが(馬鈴薯)畑の方を振り返ると!!



「とぉ!!!」

タラッタラ〜♪
と云う少々間の抜けた音楽と共にボコッと、と云う音がして畑から何かが飛び出してきた!!

「愛と正義を貫く為に!!」
「憎き悪を倒してみせる!!」
「我等世界のじゃがの為…!!」
「…………戦う馬鈴薯四人衆………。」
「エリザベス!」「キャサリン!」「ジョセフィーヌ!」「…………有栖川 金次郎…。」
「「「「四人(?)合わせて『じゃがレンジャー』!!!!!」」」」
「………………ださい…。」

ガーーーーーーーーーーーーーーン!!!!



愁の評価にもろショック!!と云う感じの馬鈴薯四人衆…基、じゃがレンジャー…一気にズーンと落ち込む……………あんたら何しに出て来たさ!!!?







「ふふふ…情け無い奴等よのぅ…。」
「ホントホント、ソンナンダカラ馬鈴薯ッテ弱チィンダヨネ。」
「……ダサッ……弱っ……最低………。」
「α×βθ●‡@」

またまた、不吉な声がする…(一部声と想えないが…)。
すると今度は南瓜の葉っぱがわっさわっさと動き出す…ま………まさか…。

次の瞬間、突然畑の中から何かがジャンプ!!そしてじゃがレンジャーの前にドンっと云う音を立てて着地した。
此の光景を見ていた部員の中にはショックで気絶してしまう者もいる…。

一度見ているとは云え、嵐、冴花、愁も唖然としてしまった。
屹度鷲恋が今眼を醒ましたらまた気絶してしまうだろう…。



動き出した其れは、紛れもなく南瓜!!!!
……………此の学園は馬鈴薯だけでなく南瓜まで動き出すのですか??



「我が名はクライスト!」
「セイレーン…。」
「ヘイムダル。」
「□%%$●#!!(パペット・マペット)」
「「「「我等はお前等馬鈴薯に決闘を申し込む!!!」」」」

何ぃぃいいいい!!!?

バッコーン!!!!!



一同が愕く中で愁がクライストに馬鈴薯をぶつける。
「決闘なんてそんな事しちゃ駄目でしょう!!?」
愁は只、馬鈴薯と南瓜に仲良くして欲しいだけ…だが、何理が…。

「へぇ〜…面白そうじゃない?馬鈴薯と南瓜の直接対決なんて…。良かったねぇ〜その用意した道具無駄にならずに済みそうだ。」
そう云うと何理は何処に持っていたのかマイクを取り出し…。
《第1回じゃがかぼ大運動会を開催しまーす!!沢山の観戦お待ちしてまーす!!!!》

………………………大運動会!!!!??



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